洗濯しても落ちない服の臭いは洗剤選びを意識して

加齢臭などの体臭があると身体を清潔にしたり、デオドラント製品を使っていても忘れがちなのが服です。

 

服についた臭いがそのままだと、体臭が酷くなります。

 

よく洗濯しても落ちない服の臭いがありますが、これは洗剤の選び方も重要で粉末・液体がありますが、洗浄力が高いのは液体です。粉末はすすぎが十分でなく残ると体臭が落ちないだけでなく、余計混ざってしまい嫌な臭いのもとになります。

 

液体にはアミラーゼ・プロアテーゼ・リパーゼなどの成分が含まれていて、食べこぼしなどに効果的なアミラーゼにはでんぷん分解酵素、血液や垢などを分解するたんぱく質分解酵素が入っているのがプロアテーゼ、加齢臭などのもとになる皮脂に効果的な皮脂分解酵素があるのがリパーゼです。

 

洗濯しても落ちない服の臭いの原因が加齢臭なら、リパーゼという成分が入った洗剤が良いです。

 

漂白剤も効果的で、塩素系だと白い色の衣類専用、酵素系は色柄があっても色が落ちる心配がありません。洗濯槽に40℃以下のぬるま湯を入れてからいつも使う洗剤を溶かし、臭いの気になる部分へ漂白剤を直に塗ってから服を漬け込みます。

 

漬け置き時間は漂白剤の裏へ記載されている時間内にして、終わったらいつもと同じように洗濯機を回すだけです。

 

臭い予防はぬるま湯に洗剤を入れて、酵素系の漂白剤を入れてから衣類を洗います。服の臭い対策として柔軟剤もありますが、これは強い香りを利用してごまかす方法です。

 

ただ、これだと体臭と柔軟剤の香りが混ざり合い、イヤな臭いが強烈になって迷惑になる可能性もあります。

 

柔軟剤の場合は、臭いが強いタイプは避けて除菌効果があるものが良く、他にも体に優しい方法だと重曹に付けたり酢を入れて洗うことも出来ます。

 

洗い終わった服を干すときに臭いが気になる場合は、その部分へスプレータイプの臭い対策商品を使うのも良いです。

 

服の臭いは洗い方や洗剤を選ぶことで軽減可能なので気になるときは試してみるのもおすすめです。

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